ホンダ ホーネット２５０ キャブレターオーバーホール方法
シートを外します
左サイドカバーの鍵穴にキーを差込んでまわしてシートを外します。
サイドカバーを外します
サイドカバーを固定している4ｍｍの六角ボルト２本を外します。
ホーネット250 ガソリンタンクの外し方
タンク後部の10ｍｍのボルトを外します。
ガソリンメーターのコネクターを外します
ガソリンメーターのコネクターを外し、配線をとめているクリップ２箇所を外します。
ガソリン、負圧のホースを外します
ガソリンホースと負圧ホースのクリップを外してホースを抜きます。
タンクキャップのドレンホースを外します
タンクキャップの裏につながっているドレンホースを外します。
タンクが外れました
バッテリーを外します
ターミナルのプラスネジを外しゴムバンドを外してバッテリーを手前にスライドさせて外します。
エアクリーナのホースバンド４本を緩めます
エアクリーナーのホースバンド４本を外します。あらかじめ潤滑油を吹き付けておくとよいでしょう。
インテークマニホールドの４本のバンドも緩めます
エアクリーナーエレメントも外して点検します
キャブレターをオーバーホールするついでにエアクリーナーエレメントも新品交換することをお勧めいたします。
エアクリーナーボックスをとめている１０ｍｍのボルト１本を外します
10ｍｍのボルト１本を外し、エアクリーナーボックスのホースをキャブレターから外して独立させます
スロットルポジションセンサーのコネクターを外します
線を千切らないように慎重にスロットルポジションセンサーのコネクターを外します。
キャブレター本体を当て物をしたタイヤレバー等でこじります
木やゴムなどの角材を当てて、マイナスドライバーやタイヤレバーでこじればキャブレターを外しやすいでしょう。
キャブレター本体を右にずらしてアクセル、チョークワイヤーを外します
キャブレター本体を右にずらしてアクセルワイヤーとチョークワイヤーを外します。
アクセルワイヤー２本を外します
10ｍｍナット２つを緩めアクセルワイヤーを外します。
キャブレター本体を右にスライドさせて抜きます
キャブレター本体を右にスライドさせて抜き取ります。
インテークマニホールド内にゴミが入らないように養生テープ等でフタをします
エンジン内部にゴミが入らないように養生テープ等でフタをします。
ダイヤフラムを外します
ダイヤフラムのネジはなめやすいのでぴったりとあったプラスドライバーかインパクトドライバーを使用しましょう。
バラバラになったダイヤフラム
トレイ等に並べておけば部品をなくす事もないでしょう。
フロート下部のプラスネジを外します
- フロートチャンバーをとめている３つのプラスネジは舐めやすいのでぴったり合ったドライバーを使用しましょう
- メインジェットは7ｍｍのメガネレンチとマイナスドライバーで外します
- 画像のように放置してジェット類が汚れている場合は固着している可能性がございますので無理に回すとジェットが変形しますのでエンジンコンディショナーを注入してしばらく置いた後、ぴったり合ったマイナスドライバーで慎重に外して下さい
- エアスクリューは外す前に締めこんで各キャブの回転数を記録しておきます
- エアスクリューのOリングも忘れず交換しましょう
分解したホーネット250のキャブレター
- 各ジェットの番数は気筒により異なるので順番に並べておくと間違わないでしょう
- 車体に組みつけてから一箇所だけ清掃忘れたら初めからやり直しになるので順番に1個づつ丁寧にしましょう
キャブレター本体の通路と各ジェット類にエンジンコンディショナー注入します
- キャブレター本体の通路すべてにエンジンコンディショナーを注入します
- ジェット類はフロートチャンバーに入れエンジンコンディショナーを注入しフタをしてしばらく漬け込みます
各パーツをパーツクリーナーで洗浄しエアでブローします
- パーツクリーナーできれいに洗浄します。
- エアを吹きます。
- 目視で穴が通っているか確認します。
パッキン類をすべて新品交換します
ゴム パッキンは全て新品に交換します。古いゴムパッキンを再使用するとガソリンが漏れる恐れがございますのでケチらず新品交換して下さい。最後に手をきれいに洗いゴミが入らないように慎重に組み付けていきます
同調をとります
３番目と４番目のアジャストスクリューを調整してばっちし合いました。試乗の結果、下からレッドゾーンまでストレスなく吹け上がり高回転型のエキゾーストノートを堪能できました。
