カワサキ エストレア250 エンジンオイル&フィルターの交換方法

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Kawasaki エストレア エンジンオイルとフィルターの交換手順

 

カワサキエストレア外観

 

  • カワサキ エストレア250のエンジンオイル交換とエレメントの交換の流れを説明いたします。
  • ドレンボルトの締め付け規定トルク(ドレンボルト23n/m)がありますので、初めての方はトルクレンチの使用を推奨いたします。
  • メーカー推奨交換時期はエンジンオイル:1年又は6000km エレメント:18000kmですが早めのオイル交換することをお勧めいたします。
  • 基本的な知識と技術をお持ちの方を対象に記事を書いておりますので自信の無い方はショップでのオイル交換をお勧め致します。
  • この記事は完全ではありませんのが、少しでも参考になれば幸いです。

用意するもの

  • エンジンオイル(メーカー推奨はカワサキ純正S4 SJ10W-40)1L缶2本
  • オイルフィルター純正品番:16099-004
  • Oリング純正番号:671B2555
  • 廃オイルパック(廃油処理箱)
  • 17mmのボックスレンチ又はメガネレンチ
  • 内径12mmシーリングワッシャー
  • トルクレンチ(整備のスキルをお持ちの方は不要)
  • ウエス
  • オイルジョッキ
  • パーツクリーナー
  • ゴム手袋

まずはエンジンを掛けて2~3分暖機運転するか走ります

エンジンオイルの温度が上がり排出しやすくなります。

Position of Kawasaki Esutorea oil drain bolt

 

  • オイルドレンボルトの位置はサイドスタンド付け根付近のエンジン下部になります。
  • 17mmのボックスレンチ又はメガネレンチを使用して下さい(モンキー、スパナは使用不可)
  • 反時計周りに緩めます

エンジンオイルを排出します

カワサキエストレアエンジンオイル排出

 

ドレンボルトを外すときにオイルが手に付着してヤケドをする恐れがございますので、ゴム手袋の装着をお勧めいたします。

 

オイルフィルターのカバーを外します

カワサキエストレアオイルフィルターのカバー

 

オイルフィルターの位置はエンジン右側に位置し、8mmのボルト2本を外してカバーを取ります。

カバーを外すと中に8mmのボルト1本があるので外します

カワサキエストレアオイルフィルターをとめている8mmのボルト1本を外す

 

オイルフィルターのセンターにあるピンをラジオペンチでつまんで抜きます

オイルフィルターのセンターにあるピンをラジオペンチでつまんで抜きます

 

交換するオイルフィルターとOリング

交換するカワサキ純正オイルフィルターとOリング

 

  • カワサキ純正オイルフィルター 純正品番:16099-004
  • Oリング純正品番:671B2555

オイルフィルターをとめているカバーのOリングを交換します

オイルフィルターをとめているカバーのOリングを交換します

 

新品のOリングにエンジンオイルを塗布して装着します。

新品のオイルフィルターを装着します

新品のオイルフィルターを装着します

 

オイルフィルターの向きはどちらでもOKです。

センターピンは先が細い方を奥にします

センターピンは先が細い方を奥にします

 

ドレンボルトのシーリングワッシャーを新品交換します

ドレンボルトのシーリングワッシャーを新品交換します

 

17mmのドレンボルトを装着します

17mmのドレンボルトを装着します

 

  • 内径12mmのシーリングワッシャーをオイル交換時に新品に交換しましょう。
  • ドレンボルトの締め付けトルクは23n/mになります。
  • ドレンボルトは手で回らなくなるまで締めます(初めから工具を使うとねじ山を損傷する恐れがございます)
  • ドレンボルトとフィルター付近に付いたエンジンオイルをパーツクリーナーで洗浄します。

エンジンオイルを注入します

エンジンオイルを注入します
  • メーカー推奨はカワサキ純正:S4 SJ10W-40
  • オイル量は1.8L フィルター交換時は2.0Lになります。
  • フィルター交換時はオイルを1.6Lほど入れて1~2分アイドリングします。
  • しばらく待ってからオイルレベルグラスを見ながらオイルを足していきます。

オイルレベルを確認しながら補給します

オイルレベルを確認しながら補給します

 

エンジンオイルの量は多すぎても少なすぎてもダメなのでオイルレベルは窓の真ん中ぐらいがベストでしょう。

オイル交換&フィルター交換は難しい作業ではありませんが、ドレンボルトを締め過ぎてオイルパンを損傷すると多大な出費になります。

初めて作業される方はドレンボルトやフィルターの締め付けトルクの加減が分かりにくいのでトルクレンチの使用を推奨いたします。

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安次富孝雄

安次富孝雄

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