スズキ ボルティー250 NJ47A オイルとフィルター交換の仕方
- スズキボルティー250(NJ47A)のエンジンオイルフィルター交換の流れを説明いたします。
- ドレンボルトの締め付けトルク(ドレンボルト22n/m、オイルフィルターキャップ10n/m)がありますので、初めての方はトルクレンチの使用を推奨いたします。
- 基本的な知識と技術をお持ちの方を対象に記事を書いておりますので自信の無い方はショップでのオイル交換をお勧め致します。
- この記事は完全ではありませんのが、少しでも参考になれば幸いです。
用意するもの
- エンジンオイル(メーカー推奨はエクスターTYPE04MA SAE10W-40)1L缶2本
- スズキ純正オイルフィルター 純正品番16510-38240
- 廃オイルパック(廃油処理箱)
- 8、17mmのメガネレンチ又はBOXレンチ
- ラジオペンチ
- パーツクリーナー
- ウエス
- オイルジョッキ
- ゴム手袋
- トルクレンチ
まずはエンジンを掛けて暖気運転するか走ります
エンジンオイルの温度が上がり抜けやすくなります。
17mmのメガネレンチまたはBOXレンチでドレンプラグを緩めます
- 17mmのメガネレンチかBOXレンチを使用して下さい(モンキー、スパナは使用不可)
- エンジンオイルドレンボルトの位置はエンジンの下部中央より前右側のブレーキペダル辺りになります
- ある程度緩めたらゴム手袋を付け手でボルトをはずします
エンジンオイルが熱いときはやけどに注意して下さい
- ドレンボルトを落としやすいのでご注意下さい
- 車体を少し傾けるとオイルがよく抜けます
ある程度オイルが排出されたらオイルフィルターーキャップをはずします
8mmのナット3本を外します
オイルフィルターをラジオペンチ等で外します
スズキ純正オイルフィルター 純正品番16510-38240
オイルフィルターをセットします
- 穴の空いてる方が奥で蓋がしている方を手前にセットします。
- オイルフィルターキャップのOリングも新品に交換した方が良いでしょう。
オイルフィルターキャップ締付けトルクは10n/mになります
- 締め付けはトルクレンチの使用をお勧めいたします。
- 1つのナットをいきなり10n/mで締めずに3本を少しずつ、締めましょう。
ドレンボルトの12mmシーリングワッシャーを新品に交換します
オイルドレンボルトを22n/mのトルクで付け締めます
- 整備スキルのない方はトルクレンチの使用をお勧めいたします
- ドレンボルト締め付けトルクは22n/mになります
- 締め過ぎてオイルパンを破損すると多額の出費になりますのでご注意下さい
- ワッシャーはオイル交換毎に新品交換しましょう
こぼれたエンジンオイルをパーツクリーナーで洗浄します
エンジンオイルを注入します
- メーカー推奨は エクスターTYPE04 MA SAE10W-40
- オイル量はフィルター交換時で1.4L
- フィルター無交換時は1.3Lになります
- フィルター交換時はオイルを1.2Lほど入れて1~2分アイドリングします。
- しばらく待ってからオイルレベルを見ながらオイルを足していきます。
オイルレベルグラスでオイル量をチェックします
- エンジンオイルの量は多すぎても少なすぎてもダメなのでオイルレベルは窓の真ん中ぐらいがベストでしょう。
- オイル交換&フィルター交換は難しい作業ではありませんが、ドレンボルトを締め過ぎてオイルパンを損傷すると多大な出費になります。
- 初めて作業される方はドレンボルトやフィルターの締め付けトルクの加減が分かりにくいのでトルクレンチの使用を推奨いたします。