車両レンタル代金
当日 | 延長1日毎 | 1週間 | 1ヶ月 | 3,200円 | 1,700円 | 8,700円 | 12,900円 |
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このバイクのスペック
- 車両クラス:S-Class
- 車体管理番号:
- 免許:原付
- 全長(mm):1800
- 全幅(mm):660
- 全高(mm):1010
- シート高(mm):735
- 排気量(cc):49
- 乗車定員:1 名
- 車両重量(kg):78
- タンク容量(L):4
- 燃料消費率:135.0(30km/h)
- 使用燃料:レギュラー
- 最高出力:4.5/7,000(PS/rpm)
- 最大トルク:0.52/4,500(kgm/rpm)
このバイクの詳細
1958年に発売されたスーパーカブは、現在世界一売れたバイクとしてギネス記録を持っている。世界で累計生産台数が9000万台を超え、数年後には1億台を突破しそうな勢いで売れております。これだけ世界中で売れているのは、舗装道路が少ない発展途上国の悪路を走り、毎日仕事で使用しても壊れない耐久性、リッター100kmを超える優れた燃費が理由かと思います。
構造が簡単で高出力が出る2サイクルエンジンはガソリンに潤滑オイルを混ぜて動くエンジンです。当時、昨今のような自動的な分離給油方式ではなく、自分でガソリンにオイルを混合していたため、混合比を間違えるとエンジンが吹けなかったり、焼きついたりしたものでした。
開発スタッフであり、ホンダの創業者である本田宗一郎さんは、構造が簡単で利益が出る2サイクルエンジンをあえて採用せず、排気ガスがクリーンで燃費が良く耐久性が高い4サイクルエンジンにこだわって、開発を進めました。50年以上前には環境問題や燃費の社会理念がない時代に開発されたバイクが未だに基本設計のまま売れているのは、優れた先見の明を持っていた本田宗一郎さんに尊敬の念を抱きます。
スーパーカブは特に耐久性を重視した作りになっており、原付ながら総走行距離10万kmは当たり前に走り、エンジンオイルの代わりにてんぷら油や灯油を入れても走行する?都市伝説に近い逸話か実話があるようです。
フロントボトムリンクサスペンション
通常のテレスコピック式フロントフォークはブレーキを掛けると沈みこみますが、スーパーカブに採用されておりますボトムリンク式サスペンションはブレーキを掛けると逆にフロントが浮き上がります。デリバリー等で片手運転した時にブレーキを掛けて車体の姿勢が安定するのと、フロントショックが経年劣化でへたっても2本の支柱で支えておりますので、走行不能になる事がないように、耐久性を踏まえた優れた優れた設計となっておりますが、剛性が低くコーナーをハードに攻めるには不向きなサスペンション機能です。
ガソリンを満タンにしたときの航続距離
カタログ上の燃費は、平坦な道路を30kmで一定に走って1リッターあたり135km走る計算になり、満タンで540km走る計算になります。ですが、日本の道路状況ではありえない数値で、実際にあらゆるシチュエーションで計測してみると、平均で1リッターあたり60-65km走ります。
しかしながら、この数値も実はあいまいで、坂が多く山の頂上付近に住まれている方や、新聞配達で使用し、ストップアンドゴーを繰り返す乗り方、平坦な田舎道をほぼ信号に止まらず乗る方など、走り方によって異なるのが現状です。以上を踏まえた上でも、満タンで200km以上走るスーパーカブの燃費は大変優れもので、多くの方に支持されているのが納得できます。
通常は左側に付いているウインカースイッチが右側に
当初、カブの設計するにあたり、蕎麦屋の出前で荷台にオカモチ載せ、左手で持って片手で運転が出来るようにと本田宗一郎氏から開発支持がありました。
その為、ウインカースイッチは右側に、左側にはクラッチレバーをなくして、自動遠心クラッチが採用されました。リヤブレーキも足踏み式にして左手をフリーに出来る機能は今でも健在です。シフトペダルのシフトアップとシフトダウンは足踏みにして、草履でも運転できるように設計されております。
重い荷物も載せれる荷台
スーパーカブは法律で定められている積載量の30kgを載せても、スクーターとは違う安定した走りをみせる。頑丈なフレームや2本のリアサス、しっかりと取付されたキャリアは荷物を載せること前提で設計されておりますので、重量物を載せても安心だ。
私も学生の頃、酒屋でバイトをしていた時、今では少なくなった大ビンのビールケースを載せてスーパーカブで配達したのを今でも鮮明に記憶しております。ビールケースを載せたままのコーナリングは車体を寝かすと内側に倒れこむので、積載時はなるべく車体を倒さずに、リーンインでコーナリングをしていたのを思い出しました。