ホンダ AF61 トゥデイ オイル交換の仕方
- AF61トゥデイのエンジンオイルの交換の流れを説明いたします。
- ドレンボルトの締め付けトルク(24n/m)がありますので、初めての方はトルクレンチの使用を推奨いたします。
- 基本的な知識と技術をお持ちの方を対象に記事を書いておりますので自信の無い方はショップでのオイル交換をお勧め致します。
- 少しでも参考になれば幸いですので、よろしくおねがいいたします。
用意するもの
- エンジンオイル(メーカー推奨はホンダウルトラE1 SAE10W-30)1L缶
- 廃オイルパック(廃油処理箱)
- 17mmのメガネレンチ又はBOXレンチ
- 12mmシールドワッシャー
- パーツクリーナー
- ウエス
- オイルジョッキ
- トルクレンチ(整備のスキルをお持ちの方は不要)
まずはエンジンを掛けて暖気運転するか走ります
エンジンオイルの温度が上がり抜けやすくなります。エンジンオイル及びマフラーが加熱していますので火傷にご注意下さい。
トゥデイのエンジンオイルドレンボルトの位置
トゥデイのドレンボルトの位置は車体進行方向の右側のファンカバーの下あたりの17mmのボルトになります。
17mmのソケットレンチでドレンボルトを外します
ドレンボルトのネジ山がすべて外れた時点で押しながら左に回しエクステンションバーを下に向けながらスッと手前に引くとドレンボルトが廃油の中に落ちずに外せます。トゥデイに限らず横向きのドレンボルトはこの方法で外せば手も汚れず、廃油の中でドレンボルトを探さず事もないでしょう。
古いエンジンオイルを排出します
センタースタンドとタイヤのピッチが狭いので小さめの廃油パックを使うか、画像のような小物入れの引出しを利用して廃油パックに移し替えても良いでしょう。車体を手前に傾けるとオイルが良く出てきます。
12mmのシーリングワッシャーを新品交換します
古いシーリングワッシャーを再利用するとオイル漏れの可能性がございますのでオイル交換毎ごとに新品に交換すると良いでしょう。
ドレンプラグをとまる所まで手で締めて下さい
- 初めから工具を使い間違ってねじ山を斜めに締めますとねじ山を損傷する恐れがございますので、とまる所まで手で締めます。
- 力いっぱい締めるとネジ山が損傷しますのでご注意下さい。
- トルクレンチをご使用の方は24N/mで締めて下さい。
エンジンオイルを注入します
オイルレベルの量り方
- トゥデイのエンジンオイル補給量は0.7Lになります。
- 抜き方により入れるオイル量は変化しますのでまずは600ml入れてレベルを確認します。
- エンジンを掛けてしばらくアイドリングします。
- 3分ほど放置してオイルレベルを測ります。
- 足らなければ少しづつ足します。
- オイルレベルゲージはねじ込まずにそっと置いて測ります。
オイルレベルゲージの見方
エンジンオイルの量は入れすぎても少なすぎてもいけないので上限と下限の中くらいが最適でしょう。
最後にドレンボルト周辺をきれいに洗浄しオイル漏れがないか確認します
原付4サイクルエンジンは少ないオイル量で常に高回転で回っていますので1000kmから2000km以内の交換が望ましいでしょう。