Kawaski ZEPHYR750 エンジンオイルとフィルターの交換手順

- カワサキゼファー750のエンジンオイル交換とエレメントの交換の流れを説明いたします。
- ドレンボルトの締め付け規定トルク(ドレンボルト29n/m)(エレメント20n/m)がありますので、初めての方はトルクレンチの使用を推奨いたします。
- メーカー推奨交換時期はエンジンオイル:1年又は6000km エレメント:18000kmですが早めのオイル交換することをお勧めいたします。
- 基本的な知識と技術をお持ちの方を対象に記事を書いておりますので自信の無い方はショップでのオイル交換をお勧め致します。
- この記事は完全ではありませんのが、少しでも参考になれば幸いです。
用意するもの
- エンジンオイル(メーカー推奨はカワサキ純正R4 SJ10W-40)4L缶
- オイルフィルター純正品番:16099-003
- Oリング(大)純正番号:671B2590(小)純正番号:670B2016
- 廃オイルパック(廃油処理箱)
- 17mmのボックスレンチ
- 内径12mmシーリングワッシャー
- トルクレンチ(整備のスキルをお持ちの方は不要)
- ウエス
- オイルジョッキ
- パーツクリーナー
- ゴム手袋
まずはエンジンを掛けて2~3分暖機運転するか走ります
エンジンオイルの温度が上がり排出しやすくなります。

- オイルドレンボルトの位置はエンジン下部の中央よりやや前方になります。
- 17mmのボックスレンチを使用して下さい(モンキー、スパナは使用不可)
- 反時計周りに緩めます
エンジンオイルを排出します

オイルフィルターを外します

17mmのオイルフィルタードレンボルトを外します。
オイルフィルターを外す時はゴム手袋を使用しましょう

オイルフィルターを外す時はエンジンオイルが手に掛かり火傷する恐れがございますのでゴム手袋の装着をお勧めいたします。
分解したオイルフィルターと付属部品

交換するオイルフィルターとOリング

- Oリング(大)純正品番:671B2590
- Oリング(小)純正品番:670B2016
小さい方のOリングを交換します

大きい方のOリングも交換します

番号の順番に組み付けます

4番のオイルフィルター本体は上下の向きは有りませんのでどちらでもOKです。
セットしたオイルフィルターを車両に装着します

- Oリング部にエンジンオイルを塗布します。
- 手でとまる所まで回して20n/mのトルクで締めます。
ドレンボルトのシーリングワッシャーを新品交換します

17mmのドレンボルトを装着します

エンジンオイルを注入します

- メーカー推奨はカワサキ純正:R4 SJ10W-40
- オイル量は3.0L フィルター交換時は3.5Lになります。
- フィルター交換時はオイルを3Lほど入れて1~2分アイドリングします。
- しばらく待ってからオイルレベルグラスを見ながらオイルを足していきます。
オイルレベルを確認しながら補給します

エンジンオイルの量は多すぎても少なすぎてもダメなのでオイルレベルは窓の真ん中ぐらいがベストでしょう。
オイル交換&フィルター交換は難しい作業ではありませんが、ドレンボルトを締め過ぎてオイルパンを損傷すると多大な出費になります。
初めて作業される方はドレンボルトやフィルターの締め付けトルクの加減が分かりにくいのでトルクレンチの使用を推奨いたします。