Kawaski Ninja 1000 エンジンオイルとフィルターの交換手順
- カワサキNinja1000のエンジンオイル交換とエレメントの交換の流れを説明いたします。
- ドレンボルトの締め付け規定トルク(ドレンボルト29n/m)(エレメント17n/m)がありますので、初めての方はトルクレンチの使用を推奨いたします。
- メーカー推奨交換時期はエンジンオイル:1年又は6000km エレメント:18000kmですが早めのオイル交換することをお勧めいたします。
- 基本的な知識と技術をお持ちの方を対象に記事を書いておりますので自信の無い方はショップでのオイル交換をお勧め致します。
- この記事は完全ではありませんのが、少しでも参考になれば幸いです。
用意するもの
- エンジンオイル(メーカー推奨はカワサキ純正R4 SJ10W-40)4L缶
- オイルフィルター純正品番:16097-0008
- 廃オイルパック(廃油処理箱)
- 17mmのメガネレンチまたはボックスレンチ
- 内径65mmオイルフィルターレンチ
- 内径12mmシーリングワッシャー
- トルクレンチ(整備のスキルをお持ちの方は不要)
- ウエス
- オイルジョッキ
- パーツクリーナー
- ゴム手袋
まずはエンジンを掛けて暖機運転するか走ります
エンジンオイルの温度が上がり排出しやすくなります。
- オイルドレンボルトの位置はサイドスタンド約20cm前方になります。
- 17mmのメガネレンチ又はボックスレンチを使用して下さい(モンキー、スパナは使用不可)
- 反時計周りに緩めます
エンジンオイルは熱いのでご注意下さい!
- エンジンオイルは熱いのでヤケドにご注意下さい。
- 軍手はオイルが染み込んでヤケドする恐れがあるのでゴム手袋使用しましょう。
オイルフィルターを外します
- オイルフィルターレンチは内径65mmになります。
- エクステンションバーを使うと外しやすいでしょう。
オイルフィルターが外れました
カワサキ純正オイルフィルター 純正品番 :16097-0008
Oリング部分にエンジンオイルを塗布します
- 手でとまる所まで締めます。
- 締め付けトルクは17n/mになります。
シーリングワッシャーを新品に交換します
- 内径12mmのシーリングワッシャーをオイル交換時に新品に交換しましょう。
- ドレンボルトの締め付けトルクは29n/mになります。
- ドレンボルトは手で回らなくなるまで締めます(初めから工具を使うとねじ山を損傷する恐れがございます)
- ドレンボルトとフィルター付近に付いたエンジンオイルをパーツクリーナーで洗浄します
エンジンオイルを注入します
- オイル量は3.2L(フィルター交換時は3.8L)
- フィルター交換時は3.5Lくらい入れてエンジンを1分ほどかけてしばらくしてオイルレベルで確認して下さい。
オイルレベルグラスでオイル量を確認します
オイルレベルは窓の真ん中ぐらいがベストでしょう。オイル交換&フィルター交換は難しい作業ではありませんが、初めて作業される方はドレンボルトやフィルターの締め付けトルクの加減が分かりにくいのでトルクレンチの使用を推奨いたします。