ホンダ スペイシー100 JF13 オイル交換の仕方
- ホンダスペイシー100のエンジンオイルの交換の流れを説明いたします。
- ドレンボルトの締め付けトルク(ドレンボルト25n/m、ストレーナー20n/m)がありますので、初めての方はトルクレンチの使用を推奨いたします。
- 基本的な知識と技術をお持ちの方を対象に記事を書いておりますので自信の無い方はショップでのオイル交換をお勧め致します。
- この記事は完全ではありませんので少しでも参考になれば幸いです。
用意するもの
- エンジンオイル(メーカー推奨はホンダウルトラ G1 SAE10W-30)1L缶
- 廃オイルパック(廃油処理箱)
- 17mmのメガネレンチ又はBOXレンチ
- ドレンワッシャー12mm
- パーツクリーナー
- ウエス
- オイルジョッキ
- ゴム手袋
- トルクレンチ(整備のスキルをお持ちの方は不要)
まずはエンジンを掛けて暖気運転するか走ります
エンジンオイルの温度が上がり抜けやすくなります。
17mmのメガネレンチまたはBOXレンチでドレンプラグを緩めます
- 17mmのメガネレンチかBOXレンチを使用して下さい(モンキー、スパナは使用不可)
- エンジンオイルドレンボルトの位置は車体右側のファンカバーの下辺りになります
- ある程度緩めたらゴム手袋を付け手でボルトをはずします
エンジンオイルが熱いときはやけどに注意して下さい
- ドレンボルトを落としやすいのでご注意下さい
- 車体を少し傾けるとオイルがよく抜けます
12mmドレンワッシャーを新品に交換します
ドレンワッシャーはオイル交換毎に交換すると良いでしょう
ある程度オイルが排出されたらオイルストレーナーキャップをはずします
17mmのボックスレンチ又はメガネレンチで反時計周りに緩めます
オイルストレーナーキャップが外れました
オイルストレーナーをパーツクリーナーで洗浄します
同時にストレーナーキャップとスプリングも洗浄します
ストレーナー、キャップ、スプリングをエアでブローします
装着時はストレーナーの向きにご注意下さい!
- フィルターの挿入向きは必ず山側を手前にして下さい
- スプリングの影響でテンションがかかっていますので押し込むようにプラグをまわします
- 少しでも斜めに入ったまま、強引にねじ込んでいくと、ネジ山を破損する可能性がございますので慎重に確認しながら手でねじ込んで下さい。
オイルストレーナーの締め付けトルクは20n/mになります
- 整備スキルのない方はトルクレンチの使用をお勧めいたします
- ストレーナーキャップの締め付けトルクは20n/mになります
ドレンプラグに新品のワッシャーを付け締めます
- 整備スキルのない方はトルクレンチの使用をお勧めいたします
- ドレンボルト締め付けトルクは25n/mになります
- 締め過ぎてオイルパンを破損すると多額の出費になりますのでご注意下さい
- ワッシャーはオイル交換毎に新品交換しましょう
エンジンオイルの注入
- メーカー推奨オイルはホンダウルトラG1 SAE10W-30
- 規定量は700mlです
オイルレベルの量り方
- 測るときは、レベルゲージをねじ込まずに綺麗なウエスで拭いてから差込みます。
- 大体のレベルを確認したらオイルレベルゲージをねじ込みエンジンを1分くらい掛けて止め、数分後に再度レベルを確認します。
- 入れすぎ、少なすぎ、どちらもダメなので上限と下限の間がベストでしょう。
- スペイシー100は少ないオイル量で常に高回転で回っているので、走り方にもよりますが2000km毎のオイル交換が望ましいでしょう。