HONDA GB250クラブマン 最終型 エンジンオイルとフィルターの交換手順
- ホンダGB250クラブマンのエンジンオイル交換とエレメントの交換の流れを説明いたします。
- エンジンオイル交換オイル量は1.5L フィルター交換時は1.55L
- ドレンボルトの締め付け規定トルク(ドレンボルト20n/m~30n/m)がありますので、初めての方はトルクレンチの使用を推奨いたします。
- 基本的な知識と技術をお持ちの方を対象に記事を書いておりますので自信の無い方はショップでのオイル交換をお勧め致します。
- この記事は完全ではありませんのが、少しでも参考になれば幸いです。
用意するもの
- エンジンオイル(メーカー推奨はホンダウルトラG2SL10W-30又は10W-40)1L缶×2
- オイルフィルター純正品番:15410-KF0-315
- オイルフィルターOリング2つ純正番号:91302-KF0-003 91303-HA0-004
- オイルレベルキャップOリング純正番号:91307-035-000(劣化が無ければ交換不要)
- 廃オイルパック(廃油処理箱)
- 12mmのメガネレンチまたはボックスレンチ
- 5mm六角レンチ
- 内径12mmシーリングワッシャー
- トルクレンチ(整備のスキルをお持ちの方は不要)
- ウエス
- オイルジョッキ
- パーツクリーナー
- ゴム手袋
まずはエンジンを掛けて暖機運転するか走ります
エンジンオイルの温度が上がり排出しやすくなります。
- オイルドレンボルトの位置はサイドスタンド約10cm前方になります。
- 12mmのボックスレンチを使用して下さい(モンキー、スパナは使用不可)
- 反時計周りに緩めます
ドレンボルトのシーリングワッシャーを新品に交換します
- 内径12mmのシーリングワッシャーをオイル交換時に新品に交換したほうが良いでしょう。
- ドレンボルトの締め付けトルクは20n/m~30n/mになります。
- ドレンボルトは手で回らなくなるまで締めます(初めから工具を使うとねじ山を損傷する恐れがございます)
- ドレンボルトと付近に付いたエンジンオイルをパーツクリーナーで洗浄します
排出したエンジンオイルは熱いので火傷ご注意下さい!
エンジンオイルは熱く、火傷する可能性がございますのでゴム手袋の使用をお勧めいたします。
オイルフィルターを外します
オイルフィルターが外れました
- 画像のOリング2つはフィルター交換時に一緒に交換しましょう。
- フィルター交換して新品をセットするときはOリングがある方をカバー側に合わせます。
ホンダ純正オイルフィルターとOリング
- オイルフィルター純正番号:15410-KF0-315
- オイルフィルターOリング純正番号:91302-KF0-003(大) 91303-HA0-004(小
オイルレベルキャップのOリングを新品交換します
今回はオイルレベルキャップのOリングが痛んでいたので新品に交換しました。毎回交換する必要はございませんが、オイル点検時には亀裂や変形がないか確認しましょう。純正品番は91307-035-000になります。
- エンジンオイルを注入する前にドレンボルトとフィルターの締め付け確認と周りをパーツクリーナーで洗浄します。
- エンジンオイル量は1.5Lでフィルター交換時は1.55Lになります。
オイルレベルゲージでオイル量をチェックします
- 初めにエンジンオイルを1.3Lほど入れて1~2分エンジンを掛けます。
- オイルレベルゲージをねじ込まずにそっと置きレベルを確認しながら少しずつ足していきます。
- エンジンオイルの量は多すぎても少なすぎてもダメなので上限と下限の真ん中がベストでしょう。
- オイル交換&フィルター交換は難しい作業ではありませんが、ドレンボルトを締め過ぎてねじ山を損傷すると多大な出費になりますので、トルクレンチの使用を推奨いたします。