ホンダ PCX125の前後ホイールを外す手順

用意するもの
- 12mm、14mm、19mm、24mmボックスレンチ、メガネレンチ
- 5mm六角レンチ
- 潤滑油
- プラスティックハンマー
- グリス
フロントホイールを外す手順
フロントブレーキキャリパーを外します

フロントブレーキキャリパーを固定している12mmのボルト2本を外します。
フロントブレーキキャリパーが外れました

フロントブレーキキャリパーが外れにくい時はプラスティックハンマー等で軽く叩きます。パッドの残量を確認し、ブレーキクリーナーでダストを洗浄すると良いでしょう。
アクスルシャフトのナット側に19mmのメガネレンチをかけます

アクスルシャフトのボルト側に14mmのメガネレンチをかけます

アクスルシャフトを抜いてフロントホイールを外します

外したアクスルシャフトはサビが有れば、目の粗いサンドペーパーで磨き、最後にグリスを塗布すると良いでしょう。
ブレーキディスク側に付いているカラーを外します

反対側のカラーも外します

外したカラーはパーツクリーナー等をかけて、ウエスで綺麗にふき取りグリスを塗布すると良いでしょう。
リアホイールを外す手順
まずはマフラーを外す為、マフラーエキパイ付け根の12mmナット2本を外します

走行直後のマフラーは大変熱いので火傷にご注意下さい。
マフラーを固定している14mmのボルト3本を外します

最後のボルトを外す時は左手でマフラーを持ち上げながら外すと良いでしょう。
マフラーが外れました

マフラーを外すときはガスケットが落ちやすいので注意しましょう。

センターの24mmナットを緩めます。インパクトレンチがあれば簡単ですが、無ければソケットレンチを装着し、ハンマー等で叩けば外れます。リアショックの12mmのボルトとスイングアームを固定している14mmボルト2本を外します。
スイングアームが外れました

スイングアームを外した時にセンターのベアリングのチェックをしましょう。
シャフトのカラーを外します

PCXはシャフトとホイールが錆びている場合が有るので潤滑油を挿入します

PCXはシャフトとホイールがサビで固着して取れない場合が多く、あらかじめ潤滑油を吹き込みましょう。
それでも固着して外れない時は反対側からプラスティックハンマーで軽く叩きます

ホイールを回しながら根気よく叩きます。ブレーキを締め過ぎて外れない事もありますので、リアブレーキ調整ネジを緩めると良いでしょう。
リアフェンダーを固定している5mmの六角ボルトを外します

左手でリアショックを前に押しながらホイールを外します

リアホイールが外れたら、ホイールのライニングシューが当たる部分をサンドペーパーで軽く磨き、シャフト、ボルト類にグリスを塗布すると良いでしょう。