BMW R1100RS オイル交換の仕方
- R1100RSのエンジンオイルの交換の流れを説明いたします。
- ドレンボルトの締め付けトルク(32n/m)がありますので、初めての方はトルクレンチの使用を推奨いたします。
- 基本的な知識と技術をお持ちの方を対象に記事を書いておりますので自信の無い方はディーラーでのオイル交換をお勧め致します。少しでも参考になれば幸いですので、よろしくおねがいいたします。
用意するもの
- エンジンオイル(高温粘度が高いお好みの4L缶)
- オイルエレメント
- 74mmオイルフィルターレンチ
- 廃オイルパック(廃油処理箱)
- 8mmの六角レンチ
- パーツクリーナー
- ウエス
- オイルジョッキ
- ゴム手袋
- トルクレンチ(整備のスキルをお持ちの方は不要)
まずはエンジンを掛けて走ります
エンジンオイルの温度が上がり抜けやすくなります。エンジンオイル及びマフラーが加熱していますので火傷にご注意下さい。R1100RSは暖気運転厳禁なので走ってエンジンを温めましょう。
R1100RSエンジンオイルドレンボルトの位置
画像では見やすいようにサイドスタンドをしてますがセンタースタンドを立てて作業しましょう。
エンジンオイルを排出します
軍手を使うとドレンボルトを外したときに染み込み火傷する恐れがございますのでゴム手袋の使用をお勧めします。
オイルエレメントを外します
74mmオイルフィルターレンチでオイルエレメントを外します。必ずオイルが手に付着するのでゴム手袋を使用しましょう。
今回使用したオイルエレメント
今回使用したオイルエレメントはトヨタ用純正品番90915-20003です。カーショップやネット通販で1000円以内で購入できます。前回も使用し10000kmほど走りましたが問題はありませんでした。不安な方はBMW純正部品を使用しましょう。
オイルエレメントを付けます
ゴムパッキンに薄くエンジンオイルを塗布し手でとまる所まで締め180度くらいまわします。
シーリングワッシャーを新品交換します
画像では使用前、使用後の違いがわかりにくいですが、16mmのシーリングワッシャーに交換しましょう。ストレート等で購入できます。トルクレンチをご使用の方は32n/mで締めます。
今回使用したエンジンオイル
前回使用したオイルはシェブロンの鉱物油20W-50を入れました。今回はホームセンターで在庫整理品で安売りしていたカストロールEDGE10w-50を使用します。R1100RSは高粘度のオイルであればあまり拘りはなく色々なブランドを使用したいと思ってます。
エンジンオイル注入方法
- オイルエレメント交換時の全油量はマニュアルでは3.75Lですが初めに3L入れます。
- 油温表示が5メモリくらいになるまで走ります。(停車の暖気はしないで下さい)
- オイルレベルを見ながら少しずつ補給します。
- 入れすぎは良くないので下限くらいに合わせます。
オイル消費が激しいバイクなので走る前にオイルレベルの確認を推奨いたします。